マヌルネコ
東山動物園のマヌルネコ
本園のほぼ中央にある、食肉小獣舎にいます。
今は冬毛でモフモフです❣️
レフ (向かって左側の部屋にいます)
オス 2014年5月15日ロシアのノボシビルスク動物園生まれ
2018年2月5日 埼玉こども動物自然公園よりハニーのお婿さん候補として来園
埼玉こども動物自然公園でメスのシャルとの間に2017年4月20日に5匹の赤ちゃんが誕生しました。
●グルーシャ♂(ロシア語で梨)2018年7月19日 旭山動物園に移動
●イーリス♂(ロシア語でアヤメ)2018年3月2日王子動物園へ移動
●ロータス♂(ロシア語で蓮)埼玉こども動物自然公園
●オリーヴァ♀(ロシア語でオリーブ)埼玉こども動物自然公園
●プリームラ♀(ロシア語で桜草)埼玉こども動物自然公園
(お母さんのシャルは2017年7月9日3歳で死亡)
ハニー (向かって右側の部屋にいます)
メス 2012年4月21日埼玉こども動物自然公園生まれ
3頭一緒に生まれたが、母親タビーが育児放棄の為に人工哺育に切りかえたが、ほかの2頭は残念ながら死亡。完全な人工哺育で育った唯一のマヌルネコです。
2013年3月に、オスの十兵衛のお嫁さん候補として来園しました。しかし、その年のうちに十兵衛は死んでしまいました。
ハニーのお母さんは、現在埼玉こども動物自然公園にいるタビー♀(2008年5月6日上野動物園うまれ)
ダビーのお母さん、つまりハニーのおばあちゃんは東山動物園で生まれたララー♀(2001年3月31日生まれ 2011年12月26日上野動物園で死亡)です。
ハニーさんはちょっと気が強い性格ですが、この性格はお母さん、おばあちゃんにもみられたようです。遺伝かもしれません。
ハニーさんはいつも高いところの窓から北園の方を見ています。裏のスロープから顔をみることができます。3時半ごろから下に降りてきて部屋に帰るまであちこち回り始めます。
マヌルネコ
準絶滅危惧種(NT)
中央アジアのおもに高地に住む最も古いネコ科動物
分類:ネコ科マヌルネコ属
身長:50~65cm
体重:2.5~5kg
しっぽの長さ:20~30cm
目:虹彩は黄色 他のネコ科の動物とは違い、瞳孔は明るいところでも縦に細くならずに、丸いまま収縮する。
顔:額が高く、耳が左右に離れている
早朝や夕暮れに活発に活動する
寿命:飼育下で11年
病原菌の少ない高地に生息しているため、免疫力が低いせいか、子どもの死亡率が高い
2018年現在 日本の動物園でマヌルネコを見られるのは
●東山動物園:レフ♂、ハニー♀
●埼玉こども動物自然公園:タビー♀(ハニーの母)、ロータス♂(レフの子)、オリーヴァ♀(レフの子)、プリームラ♀(レフの子)
●上野動物園:ユス♀、ナイマ♂、ドロー♂(非展示)(3匹はハニーの母親タビーと一緒に生まれた兄弟)
●王子動物園:イーリス♂(レフの子)、ペッキー♀(ハニーの母親タビーと一緒に生まれた姉妹)
●那須どうぶつ王国:ポル♂(ハニーと一緒に生まれた兄弟)、ポリー♀
●旭山動物園:グルーシャ♂(レフの子)
日本の動物園にいるマヌルネコの多くは、ハニーとレフと何かしらの縁がある子たちです。